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2024年度 認定看護管理者に6名が合格しました。

2025.4.4

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2024年度には、修了生6名が認定審査「要件2」で申請し、筆記試験にも合格され認定看護管理者として認められました。合格された方からのメッセージです。皆様も是非チャレンジしてください。

■ 独立行政法人地域医療機能推進機構 神戸中央病院 医療安全管理室室長 福田由紀子さん(11期生) 

私は、医療安全管理者として組織横断的に活動する中で、組織管理の視点を学びたいと考え本学に進学しました。入学時から認定看護管理者試験を視野に入れ、看護管理に必要な単位の取得を行い、教授の指導の下、修士論文を通して論述する力を培ったと思います。

修了後、過去問を中心に出題の傾向をつかみ、論述対策は診療報酬改定の内容把握に加え、日本看護協会の雑誌や新聞などを熟読し想定問題に取り組みました。試験では、取り組んだテーマが出題され、落ち着いて論述することができ、無事に合格することができました。

今後は、本学で学んだ医療安全の知識と管理的視点を活かし、地域に貢献できる組織作りに取り組んでいきたいと考えています。


■ 社会医療法人きつこう会多根総合病院  医療安全管理部 副看護部長 東 有紀子さん(12期生)

在学中の頃、私は科目履修と論文の作成に追われ、認定の受験を意識しておりませんでした。修了後、声をかけて励ましながら受験まで導いてくれたのは同期生でした。

最初の難関は受験資格となる審査です。要件を満たす科目を履修しているか、修士論文の内容は「看護管理」について述べているか、必要書類に誤字・脱字などがないかが重要です。これらは、在学中に聴講したキャリアガイダンスが参考になりました。

試験は4択問題、小論文2問の構成です。4択問題は看護管理学テキストから出されるため熟読し、過去問題を解いてはテキストを確認することを繰り返しました。小論文は看護協会ニュースやHPに取り上げられた政策や時事問題などからテーマが出され、トップマネジャーの視点が問われます。

今後は、本学での学びを現場に活かし、貢献できるよう精進していきたいと思います。在学中から論文のご指導や受験に向けた準備等で、諸先生方や事務局の皆様の手厚いご支援に感謝申し上げます。


■ 社会医療法人共和会 加納総合病院 専従医療安全管理者 大西 依子さん (12期生)

第28回認定看護管理者審査に、同期の4名が揃って合格できたことが何より嬉しく思います。私達は要件2で受験するため、まず書類審査に合格しなければならないという関門がありました。
そのため書類審査の合格に歓喜し、これで何とか受験できると安堵しました。それは要件2で受験するのは不利なのではないか、という不安があったからだと思います。

しかし、書類審査のための書類を作成しているなかで、大学院で学んだことは認定看護管理者の試験を受けるに値する内容をしっかりと学べているという自信を得たことも確かでした。今後は大学院で学んだ知識や経験、そして認定看護管理者の資格を何等かの形で役立たせるという意識を常に持ち何事にも取り組んでいきたいと思います。

■ 医療法人渡辺医学会 桜橋渡辺未来医療病院 医療安全管理室 看護師長 鉾之原寛代さん(12期生)

医療安全管理をする上で、医療安全管理学や看護安全管理学や経営学等の広い知識が求められます。私は、その知識を活かし臨床でマネジメントをするには認定看護管理者の資格は必要と考え、受験を見据えた履修科目を選択し、集中して試験に望むことができました。また認定看護管理者の受験の審査書類の準備では必要な資料は事務局の方にご協力頂き、また論文では指導教授にご指導いただくなど本当に感謝いたします。

 また試験対策として、選択問題は看護管理学習テキストや過去の問題の傾向を中心に勉強し、論述問題は予測問題として日本看護協会のホームページから「看護政策の動き」や「協会ニュース」をもとに多くの情報を収集し課題とされているテーマに焦点を絞り、繰り返し筆記練習を重ねました。また大学院の同期とは、早期から試験対策に関する情報交換や、予測問題に向き合い刺激し合うことで、合格できたと思います。

今後は、本学で学んだ医療安全管理の知識に加え看護管理の視点を含め、組織の課題を明確にし、質の高い看護サービスを提供できる体制に取り組んでいきたいと思います。

■ 東京都内民間病院 看護部長 横山 里美さん (12期生)

大学院受験前は認定看護管理者教育課程セカンドレベルまで修了していた為、大学院卒業後にサードレベルに進むつもりでした。しかし、受験前の個別説明会で認定看護管理者(CNA)認定審査を受験できる事を知り、「要件2:看護管理に関する学問領域の修士以上の学位を修了している者」で受ける事にしました。

修士論文は看護管理に沿ったテーマで考え、授業も看護管理に関わる内容や経営・経済・財務などサードレベルのカリキュラム(教科目・単元)を参考に単位を取るようにしました。

認定審査の最初の難関は書類審査で、大学院で習得した単位や修士論文が要件に合っているかを審査されます。しかし、書類審査の合否発表日から試験日までは約1ヶ月しかないので合否発表日を待っていると受験対策が間に合いませんので、合否の結果を待ちながら同時進行で受験対策を始めました。過去問を基にテキストで確認したり論述対策の講座に通ったり、論述の問題予測を行ったり、同期と情報共有をしながら学習し無事に合格を果たすことができました。

 同期には、たくさん助けられ本当に感謝しかありません。今後は本学で学んだ知識を活かし、認定看護管理者としてさらに俯瞰的に物事を捉え、組織の発展と地域に貢献していきたいと考えます。